今回の自治会問題で、150人余りの津市職員が処分を受けたが、そのうちの100人は、私と話しをしたこともないだろう。150人が処分されたと言う報道を見た市民は「たくさんの職員がクビにされた」「職員も大変な目にあったんだ」と思っている。しかし、実際の処分は、文書での訓告がほとんどであり、現業職の一部の者だけが数万円の減俸になっただけ。ほとんどの職員は何の痛手も負っていない。そして不思議なことに、前葉市長に近い幹部職員は処分を受けていない。副市長であった盆野にいたっては、津市サイエンスシティの常勤監査役、アストプラザで非常勤監査役という職に就いている。
税金を投入されている施設から、いまだに毎月30万円程度の給料を貰っているのだ。報道で発表されたように引責辞任と言うのであれば、津市役所に関わる税金が投入されている部署からは外れ、関係のないところへ再就職するものだ。ところが前葉市長の判断は「引責辞任=配置転換」となるのだ。津市民を騙す、前葉市長の巧みなトリックである。
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